2013年09月13日
生物資源学部資源循環学科では、研究室配属前の2年生がいくつかのグループに分かれ、研究活動を教員とともに行う自由研究を毎年の夏に行っています。
今年度は7グループが夏季休暇中の自由研究に取り組んでいます。
今回は、「植物の抽出液で作るハーブ石鹸」をテーマに研究・実験を行っているグループの取材を行いました。
手作りのハーブ石鹸(奥は実験に使ったローズマリー)
このグループの教員である水野隆文准教授は「オーガニック製品は、人気が高い割には認証基準が厳しく、まだまだ日本では流通していない。本当に体に良い製品を生み出すには、開発過程で厳しいチェックが不可欠であることを、実験を通して実感してくれれば」と述べました。
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(写真左から:ハーブを選択→蒸留装置でエッセンスを抽出→水酸化ナトリウムと反応させ、油脂を混ぜ、攪拌したのち型に流し込む→固まったら適当な大きさに切り、乾燥させて完成!)
このテーマに取り組んでいる学生は、後期の授業で実際に自分たちが製作した石鹸の実用性(香りの評価・泡立て実験)について調べる予定です。
後日、研究に取り組んだそれぞれのグループから研究成果についての発表が予定されています。
学生の皆さん、発表に向けて頑張ってください!