2013年08月23日
8月21日(水)、工学部技術部室にて標記セミナーが開催されました。
このセミナーは今年で5年目となるもので、8月6日・21日・22日に5つのテーマに分けて行われます。
今回は「液晶ってなんだろう?」をテーマに小学生5名が液晶キーホルダーづくりを体験しました。
最初に液晶の説明を行った工学部の田村雅史技術専門員は「液晶とは分子が固体のように規則正しく並んでいて水のように流れる、固体と液体の中間状態」と話し、温度によって状態や色が変わる液晶の様子を子ども達に見せました。
ドライヤーを使って液晶を温める田村技術専門員 手の温度によって変化する色を観察
次に、液晶ディスプレイの構造解説をするビデオを鑑賞し、液晶の性質や偏光板の働きなどを学んだ後、液晶パネルを熱するとどうなるか?という実験が行われました。
2枚の偏光板をいろいろな角度で重ねて見る様子 液晶パネルを熱すると、液晶が液体化し黒くなります!
最後に温度によって色が変化する液晶キーホルダーづくりが行われ、子どもたちには自分の好きな色の液晶を作るためにスポイトや計量器を慣れない手つきで使いながらも、楽しく体験してもらいました。
水の量で違う色になります スポイトで慎重に・・・