2013年08月09日
平成25年度三重大学高大連携サマーセミナーは、7月23日(火)~8月13日(火)の期間中に各学部で開催され、県内の高校生に本学の研究や教育に対する理解を高めてもらうことを目的に実施されています。
8月9日(金)は、人文学部1階101教室にて、「歌舞伎」をテーマに、人文学部の吉丸雄哉准教授によるサマーセミナーが開講されました。
セミナーに参加したきっかけについて高校生からは、「テレビ番組を見て歌舞伎に興味を持った」、「中学校の音楽の授業で歌舞伎を学んで興味を持った」といった声が聞かれました。
吉丸准教授は、「かぶく(傾く)という動詞が語源である歌舞伎は当て字であるが、それぞれの漢字は音楽(歌)・舞踊(舞)・役者(伎)という意味であり、良く考えられている」と歌舞伎の語源について触れた後、「大切なのは感じようとすること。ビデオなどではなく、生の歌舞伎を見に行き、その場の雰囲気を感じてほしい」と話しました。
参加した18名の高校生にとって、大学の雰囲気を知る有意義なセミナーとなりました。