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生物資源学部資源循環学科の2年生の学生が自由研究を行っています

2013年08月28日

生物資源学部資源循環学科では、研究室配属前の2年生がいくつかのグループに分かれ、研究活動を任意の教員とともに行う自由研究を毎年の夏に行っています。

今年度は7グループが夏季休暇中の自由研究に取り組んでいます。

今回は、「凍土と遮水」をテーマに研究・実験を行っているグループの取材を行いました。

このグループの教員である渡邊晋生准教授は、「地盤を凍結させることで、強度が増し、水を通さなくなる。今回の自由研究では、この現象を実際に観察することが目的」と述べ、福島第一原子力発電所の汚染水流出問題について話が及ぶと、「周辺の地盤で凍土を形成することで、コンクリートを打設するよりも速く地盤に遮水性を持たせることができる」と凍土形成の優位性について話しました。

このテーマに取り組んでいる学生からは、「凍土という馴染みのない言葉に興味を持った」、「将来の進路の参考にしたい」といった声がありました。

夏休み明けには、それぞれのグループから研究成果についての発表が予定されています。
学生の皆さん、発表に向けて頑張ってください!

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-20度のエチレングリコール水溶液を用い、町屋海岸で採取した砂を凍結させています

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右手の色水の水だめから水が砂中に入っていっていない様子がわかります

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