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記者会見「血液検査で大腸がんを早期発見」が行われました

2013年07月03日

7月3日(水)、総合研究棟Ⅱのメディアホールにて、標記記者会見が行われました。

吉岡 基理事・副学長(研究・情報担当)、司会進行の児玉克哉副学長(広報担当)、医学系研究科の楠 正人教授、同研究科の問山裕二助教が出席して行われました。

医学系研究科消化管・小児外科学講座(問山裕二助教、楠正人教授)とアメリカのベイラーメディカルセンターの共同研究により、血液中の微小なRNA(リボ核酸)を用い、大腸がん及び大腸がんの前病変である腺腫に罹患している人を高確率に判別できる方法を発見したと発表しました。この研究成果は、英文雑誌『Journal of National Cancer Institute』 にも掲載されています。

健康な人、大腸ポリープがある人、大腸がん患者の計282名分の血液を調べ、大腸がん及び大腸ポリープはそれぞれ92%、82%の確率で特定でき、この方法は、従来の便潜血検査に比べて正確さが上がるとされています。

説明する楠教授(写真左)と問山助教(写真右)

会見後も長時間、記者からの質問が続きました

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