2013年07月10日
6月26日(水)、標記交流が行われました。
今回の訪問は、日本政府が進める青少年交流事業「JENESYS2.0」の一環で、ASEAN諸国から大学生約60名が三重県を訪問しました。
本交流事業は、日本に対する関心の増進及び訪日外国人旅行者の増大を図るとともに、クール・ジャパンを含めた日本の強みや魅力等の日本ブランド、日本的な「価値」への国際理解の増進を目指しています。大学を訪れることにより、未来を担う青少年同士の相互理解を深める機会として期待されています。
三重大学では、環境先進大学としての取組み紹介、及び各グループに分かれ、「クール・ジャパン」をテーマに本学学生とともにディスカッションを行いました。
最初に内田学長の元を訪問し、一人一人自己紹介と、学長からは「この貴重な機会に日本の友人をたくさん作ってください」との言葉がありました。
環境・情報科学館(メープル館)において、堀理事(国際交流担当)からの挨拶のち、朴理事(企画・評価・環境担当)からは、「世界一の環境先進大学」を目指す三重大学の取り組みについて紹介がありました。
後半では、全6グループに分かれ、「クールジャパン」をテーマに話し合い、最後にはグループ発表がありました。第1グループは環境文化をテーマに、空気汚染についての発表を、第2グループは食文化をテーマにそれぞれの国の伝統料理を発表、第3グループは着物をテーマに時代によって移り変わる日本の伝統衣装について発表、試着した着物姿を披露しました。次に、第4グループが折り紙をテーマに日本における折り紙の哲学的意味を発表し、第5グループはマンガ・アニメをテーマにそれぞれの好きなマンガや忍者衣装を試着した感想を発表しました。最後に、第6グループは文化財をテーマにそれぞれの出身国の文化を発表しました。
会場内はそこらじゅうで英語が飛び交い、本学生に向けて熱心に質問をするASEANの大学生や、身振り手振りを付け加えながら丁寧に説明する本学生の姿など、悪天候にも負けない熱気を感じた交流会でした。