2013年05月29日
5月28日、附属病院2階の救命救急センターにおいて標記センターを設立しました。
このセンターは、南海トラフ地震などの大災害時に備えて、救命率向上のために『救急医療を専門とした臨床医学者』を育成する医師卒後教育・研究拠点としたもので、非常時にリーダーシップの取れる医師を育てるプログラムを構築していきます。
(左から)岡本助教、島岡教授(センター長)、今井教授(センター長)、川本助教
「きょう救える患者は、確実にきょう救う」
「きょう救えない患者は、あすには救えるように新しい治療法を救急医が研究する」
これらを設立目的として、今後臨床と研究の両分野の技術を持った医師養成を目指し、年間4人ほどの医師を県内外から募り臨床・研究の両分野の指導医がマンツーマンで指導していきます。すでに、島岡要・医学系研究科教授、今井寛・救命救急センター長/教授、川本英嗣・救命救急センター助教、岡本貴行・医学系研究科助教の4名が参加者し「一人でも多くの生命を助けたい」と研究活動をはじめています。
センター内の様子