2012年12月11日
12月10日(月)、練習船勢水丸で地震・津波避難訓練が行われました。
練習船勢水丸が松阪港停泊中に地震・津波に遭遇したときは、船を離れ近くの高台に避難することとしています。
松阪港付近は海抜が低く、平坦な土地であるため付近には有効な避難場所は少ないのが現状です。
現在、練習船では避難候補地を松坂城跡としており、今回、最終目的地である松坂城跡までの徒歩及び自転車による避難訓練を行い、避難経路の確認と経路上に想定されるハザード地点、及び所要時間の計測を行いました。
また、東日本大震災時に有効であったアマチュア無線を利用した通信テスト(勢水丸仮設無線機⇔徒歩避難班ハンディー無線機 ・ 勢水丸仮設無線機⇔FSC事務室)を行いました。
訓練後は、船内に戻り、問題点・改善点について話し合い、訓練をとおして見つかった課題等をまとめました。
今回の避難訓練をとおして、「想定されるリスクを最小限におさえることの重要性」と、船員が協力して「安全」かつ「より迅速に」避難することの重要性を再確認しました。