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「伊賀連携フィールド開設記念講演会&シンポジウム」が開催されました

2012年10月05日

伊賀市にあるハイトピア伊賀3階の上野商工会議所コミュニティ情報プラザホールにて標記講演会&シンポジウムが開催されました。

三重大学人文学部は、地域産業、歴史、文化、経済などの「知の拠点」として上野商工会議所の地域活性化センター内に「三重大学伊賀連携フィールド」を6月29日に開設しました。上野商工会議所および伊賀市と連携して伊賀地域の地域活性化を目指していきます。

人文学部山田雄司先生による司会の元、冒頭に内田淳正学長、県副知事の石垣英一氏、伊賀市長の内保博仁氏からの挨拶があり、内田学長は「地域の活性化というのは、誰かがやってくれるというものではなく、地域の皆さんが一つになって取り組むことが大切。このシンポジウムで全員の自意識が高まることを期待しています」と述べました。

前半は、講師に高松市の副市長 勝又正秀氏(前観光庁国際交流推進課外客誘致室長)をお迎えして、「今後の日本の観光制作と高松市のシティプロモーションについて」と題して、ご講演いただきました。高松市をモデルケースに、今後の伊賀市の観光産業にとっても、ひいては日本全体の観光産業の振興にとっても非常に有意義な指標を提示していただきました。

後半のパネルディスカッション「伊賀再発見!~『忍者』を活かした観光・まちづくり~」では、人文学部の後藤 基教授司会の元、4名のパネリスト(勝又正秀氏、川部千佳氏(伊賀市産業振興部商工労働観光課主幹兼観光振興係長)、稲垣八尺氏(一般社団法人伊賀上野観光協会専務理事兼事務局長)、福永真司氏(上野商工会議所青年部直前会長))から忍者をテーマにした観光産業について発表いただき、会場の参加者とともに今後の展望について議論を交わしました。

今回のシンポジウムは、忍者文化という伊賀の特色を活かしたまちづくり・情報発信を、参加者全員で考える大変貴重な機会となりました。

今後、人文学部ではこの伊賀連携フィールドを舞台に、人文学部教員を主体に「伊賀忍者古文書講座」などの市民講座を開催していきます。伊賀の新しい魅力を再発見するために、様々な取り組みを展開していく予定ですので、是非ご参加ください。
※市民講座などはこちらをご覧下さい→https://www.mie-u.ac.jp/topics/events/2012/08/post-48.html 


内田三重大学長                  石垣三重県副知事                  内保伊賀市長



勝又正秀氏

    
パネルディスカッションの様子(130名の参加がありました)

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