2012年05月24日
本日、学長室において、マレーシアトレンガヌ州にあるタチ大学との大学間協定締結式が執り行われました。
本学はからは、内田学長、朴理事(国際交流担当)・副学長、江原副学長、小林工学研究科長、鶴岡地域イノベーション学研究科長が出席し、タチ大学からはモハマド ロザイラン学長(Mohd Rozailan bin Mamat)、ジュネデー副学長(Zunaidi Bin Ibrahim)らが出席し、双方の学長が協定書にサインした後、両大学の学術交流や学生交流が益々推進されるよう固い握手が交わされました。
締結にあたり、内田学長は「非常に幸せである。マレーシアとしては2番目の締結であるが、タチ大学は工学部が中心。三重県の産業界に進出していただき、本学が、三重県からアジアへの企業進出の仲介役として貢献できればと思っている。」と述べ、モハマド ロザイラン学長は、「皆さんのお陰である。マレーシアはバイオリソースが揃っている。イノベーションの組み合わせにより大学の研究分野が出来あがった。これまでに三重大学で学んだことは大変おおきい。これからも長く協力できると嬉しい。」と話されました。
タチ大学とは2010年8月に本学工学部・工学研究科と部局間協定を締結し、学術や教育活動の交流を行ってきましたが、工学の1分野だけでなく生物資源学部・同研究科や地域イノベーション学研究科との幅広い共同研究や学生交流の希望があり、この度の大学間協定締結に至ったものです。
また、本学とタチ大学の交流の延長上に、三重県内の企業とトレンガヌ州との産業分野での交流も希望しており、三重県知事の表敬訪問も行いました。鈴木知事は、「三重県とトレンガヌ州は、互いに共通する点も多く、益々これから交流が深まっていくよう努力したい。」と述べられ、三重大学を介した今後の展開が期待されます。