2012年02月01日
2月1日(水)医学部附属病院新病棟において、三重県ドクターヘリ運航開始式が執り行われ、本日より運航が開始されます。県内に基地病院は2箇所あり、本学医学部附属病院がそのひとつとなります。
ドクターヘリは、出動要請を受けてから、救急医療の専門医、看護師を乗せて数分でへリポートから出動し、時速200キロ以上で現場付近まで飛行します。そのため、心臓発作や脳卒中、交通事故など、緊急に治療を行う必要がある重症患者が、県内全域で約35分以内に医師の初期治療を受けることができ、さらに高度な医療が可能な病院への搬送も短時間で行えるため、救命率の向上等が期待されます。
開始式では、はじめに新病棟屋上ヘリポートにおいて、ドクターヘリの前でテープカットが行われ、その後ドクターヘリのエンジンを始動し、初フライトを見送りました。風もなく、天気も晴れで、素晴らしい初フライトとなりました。
その後、新病棟12階三医会ホールへと移動し、鈴木英敬三重県知事、内田淳正学長、竹田寛病院長、村林紘二伊勢赤十字病院長、山本教和三重県議会議長、濱田正行三重県病院協会理事長、による挨拶を頂戴し、三重ドクターヘリ運航開始式は盛況に閉会しました。
左から:
吉田壽津地区医師会幹事
加藤正彦三重県医師会長
今井智広三重県議会健康福祉病院常任委員長
山本教和三重県議会議長
鈴木英敬三重県知事
内田淳正三重大学長
竹田寛三重大学医学部附属病院長
村林紘二伊勢赤十字病院
濱田正行三重県病院協会理事長
川北悟司三重県消防長会会長
ヘリポートからドクターヘリが飛び立つ様子
左から、鈴木英敬三重県知事、内田淳正学長、竹田寛病院長
左から、村林紘二伊勢赤十字病院長、山本教和三重県議会議長、濱田正行三重県病院協会理事長