リサーチセンターResearch Center
三重大学 科学的地域環境人材育成リサーチセンター
研究概要
研究計画
1.研究の背景,ニーズ及び目的
過去に公害問題を克服してきた経験を生かせる三重県において学術的な立場から地域の環境保全及び地域初の環境技術を基とする産業育成を推進するため、三重大学の社会連携・教育・研究の仕組みにおける地域環境への対応力を強化することにより、関連企業を脱炭酸化に取り組んでゆける産業として後押しし、この分野で若者が地域で活躍できるよう「科学的地域環境人材」(SciLets)の育成を行うことを目的とするものであり、「地域人材育成」という世界の潮流に合致するものである。
2.研究内容
(1) 高次な科学的地域環境人材育成手法の開発と社会連携
・高次的(効率的かつ効果的)な方法で、科学的地域環境人材を育成する手法を研究する。さらに、科学的地域環境人材の育成と社会連携の模索方法を併せて検討する。
(2)社会人(金融・行政・学校)向けの環境教育の模索 インテリジェンス・ビルディング教育の検討
・新規なインテリジェンス・ビルディング教育の手法を社会人向けの環境教育に取り入れることを模索する。
(3)科学的地域環境人材育成の国際展開研究
・様々な国における現地言語による科学的地域環境人材の育成、及び科学的地域環境人材を育成する国際組織であるScilLets GOに(SciLets Global Organization)おける英語言語を用いた科学的地域環境人材育成等により、科学的地域環境人材育成の国際展開を実現する。
3.期待される研究成果
・他の地域との協同を可能とし、SciLetsブランドの広域化を図り、知名度を向上させることができる。
・他国の地域に依拠する大学との協働と、それによる地域環境科学の水平展開を模索することにより総合的にSciLetsブランドの価値向上を目指すことができる。
・SciLets育成手法の実施大学が地域に依拠する諸大学において環境に配慮する知識・技術・実践面におけるリカレント教育野一大拠点となり、地域の活性化に貢献できる。
構成研究者
工学研究科 | 教授 | 金子聡(センター長) |
国際環境教育研究センター | 助教 | 立石一希 |
工学研究科 | リサーチフェロー | 前川智美 |
国際環境教育研究センター | 研究員 | 佐藤邦夫 |
国際環境教育研究センター | アドバイザ | 奥山哲也 |
生物資源学研究科 | 教授 | 梅川逸人 |
University Malaysia Terengganu | 講師 | 家畠俊平 |
CVhiang Mai University | 講師 | Aunnop Wongrueng |
Metropolitan State University of Denver | 教授 | Shanun Ahsan |
Clarkson University | 助教 | Mohammad Arifur Rahman |
TATI大学 | 講師 | Ahmed.H.A.Dadwan |
Dhaka大学 | 教授 | Md.Nurul Amin |
Jagannath大学 | 准教授 | Abdus Samad |
Dhaka大学 | 講師 | Md.Ashraful Islam Molla |
過去に公害問題を克服してきた経験を生かせる三重県において学術的な立場から地域の環境保全及び地域初の環境技術を基とする産業育成を推進するため、三重大学の社会連携・教育・研究の仕組みにおける地域環境への対応力を強化することにより、関連企業を脱炭酸化に取り組んでゆける産業として後押しし、この分野で若者が地域で活躍できるよう「科学的地域環境人材」の育成を行うことを目的とするものであり、「地域人材育成」という世界の潮流に合致するものである。