リサーチセンターResearch Center
三重大学 バイオエンジニアリング国際教育研究センター
研究概要




センターの概要
医学部・工学部・生物資源学部が連携しバイオエンジニアリングの分野で学際的なレベルで研究と教育のコラボレーションを推進するためのセンターを設立する。
センターは海外パートナー・ラボであるカリフォルニア大サンディエゴ校UCSDバイオエンジニアリング部門 (Professor Koichi Masuda)、インディアナ大&パデュー大バイオエンジニアリング部門 (Professor Toshiyuki Yoneda & Professor Hiroki Yokota)、ハーバード大学医学部 (Professor Toshihisa Kawai)と国際的レベルでの研究と教育のコラボレーションを推進する。
センターの活動は次の3つの柱からなる
(1)バイオエンジニアリング共同研究プロジェクトの立ち上げと遂行
(2)人材育成のためのパートナー・ラボへの海外リサーチフェローシップと研究者招聘
(3)成果の世界へ発信のための国際シンポジウムの開催
研究計画
○研究の背景とニーズ
人類の健康を増進するためには、 医療イノベーションをおこし、新規の付加価値(例:新たな治療薬、新たな治療法、 新たな医療デバイス、 新たな診断法、 新たな診断機器、 新たな医療サービス、 新たなバイオプロダクト、 新たな機能食品、 新たな病院システム・アーキテクチャーなど)を創出する必要がある。そのために(1)医学・生物学・工学の異なるディシプリンという垣根を越えた"学際的コラボレーション"と(2)地域での連携を活かしつつ国境という垣根を越えた"国際的コラボレーション"、を同時進行で行うことがそれぞれの専門性・強みの間でのシナジーを生み、生産性を上げる効果的なアプローチであると考える。このような学際的コラボレーションが必要とされる学問領域として近年注目されているものの一つが医学・生物学・工学をカバーするバイオエンジニアリングである。
○目的
上記のアンメット・ニーズを満たすために、バイオエンジニアリング分野での"学際的コラボレーション"と"国際的コラボレーション"をクロスオーバーに行うハブとして「バイオエンジニアリング国際教育研究センター」を三重大内に設置する。センターでは"学部というディシプリンの壁"と"国境という国家・文化の壁"を越えたクロスオーバーな共同研究と教育・人材育成と交流を行う。
構成研究者
医学系研究科 | 教授 | 島岡 要(センター長) |
工学系研究科 | 教授 | 矢野 賢一 |
生物資源学研究科 | 教授 | 竹林 慎一郎 |
医学系研究科 | 講師 | 明田 浩司 |
医学部附属病院 | 助教 | 坂本 良太 |
医学系研究科 | 助教 | 阿栄 高娃 |
工学研究科技術部 | 技術員 | 高木 優斗 |
医学系研究科 |
助教 | 伊藤 亜紗実 |
医学系研究科 | 准教授 | 川本 英嗣 |
センター長
医学系研究科生命医科学専攻 教授 島岡 要
- 連絡先
三重大学大学院医学系研究科 分子病態学 島岡 要
〒514-8507 三重県津市江戸橋2-174 - TEL / FAX
059-231-5036 / 059-231-5209
- E-mail
shimaoka@doc.medic.mie-u.ac.jp