三重大学 地域ECOシステム研究センター

概要(目的)

次世代の担い手を養成する大学教育での環境研究・環境教育の役割は、「持続的発展」を見据えた「地域ECOシステム」研究や実践活動を積極的に行う環境人材の養成を実現するために「地域ECOシステム研究センター」を設立します。
 2013年以降の「ポスト京都議定書」に向けて、低炭素社会の実現に向けた地域社会的行動転換の研究と教育機関としての環境人材養成プログラムの開発を行う「地域ECOシステム研究開発」並びに、三重大学が「環境先進大学」の旗印ともなったISO14001環境マネジメントシステムを活かし、三重県内の行政や企業の環境マネジメントの支援や、総合的な地域づくりの視点から地場製品のECO化、ECO活動デザインを研究する「地域ECOマネジメントデザイン研究開発」の二本柱で、総合大学である三重大学の利点を活かし、持続可能な地域開発の創造のため分野横断的研究拠点の確立を目指します。

センターの研究内容

「地域ECOシステム研究センター」では、重要と考えられる2つのテーマを設定し、地域社会のサステナビリティを具現化する手法に、これまでの環境教育の実績を根幹においた人材養成を、システム化・プログラム化を絡ませることで、新たな研究開発の推進力として研究を行います。

◆地域ECOシステム研究開発

 2013年以降の「ポスト京都議定書」に向けて、低炭素社会の実現に向けた地域社会的行動転換の研究と教育機関としての環境人材養成プログラムの開発を行います。

(研究内容及び発展内容)

  • 地域の低炭素型社会(地球温暖化対策)の評価・研究
  • 地域の防災リーダーの育成
  • 地域の環境社会的責任(SR)の評価
  • 亀山市・伊勢市(低炭素社会/ゼロエミッション)の開発研究
  • 地方行政条例と環境関連法規の関連評価研究
  • 環境リスク評価・定量化の研究
  • 生物多様性評価システムの研究
  • 地域の環境人材養成プログラム開発
  • 三重大学環境教育の地域社会へ向けた環境教育プログラム開発
◆地域ECOマネジメントデザイン研究開発

三重大学が「環境先進大学」の旗印ともなったISO14001環境マネジメントシステムを活かし、三重県内の行政や企業の環境マネジメントの支援や、総合的な地域づくりの視点から地場製品のECO化、ECO活動デザインを研究していきます。

(研究内容及び発展内容)

  • 環境行政(施策)のマネジメント影響評価の研究
  • 地域・地方行政に適応したECOマネジメントシステムの検証研究
  • 地域ECO教育・地域医療など複合したマネジメントシステムの研究
  • 地域特性の環境プロダクツの開発研究
  • 地域産品(地場産業製品)のエコデザイン開発研究
  • 地域産官学民連携の環境人材ネットワークのシステム化研究

センター構成の研究者体制

氏名 学部
主研究者 矢野竹男 地域イノベーション学研究科 教授
朴 恵淑 地域イノベーション学研究科 教授
中川 正 人文学部 教授
岩崎恭彦 人文学部 准教授
谷口智雅 人文学部 特任教授
宮岡邦任 教育学部 教授
平山大輔 教育学部 准教授
若林哲史 工学研究科 教授
寺島貴根 工学研究科 准教授
山村直紀 工学研究科 准教授
川口 淳 工学研究科 准教授
八神寿徳 地域イノベーション学研究科 准教授
水木千春 地域イノベーション推進機構 助教
奥山哲也 国際環境教育研究センター アドバイザー

地域ECOマネジメントデザイン研究開発

氏名 学部
笽島 茂 医学系研究科 教授
寺島貴根 工学研究科 准教授
丸山直樹 工学研究科 准教授
山村直樹 工学研究科 准教授
若林哲史 工学研究科 准教授
江藤みちる 医学系研究科 助教
奥山哲也 環境管理推進センター アドバイザー
西浦尚夫 非常勤講師

センター長

矢野 竹男(地域イノベーション学研究科)
地域ECOシステム研究開発

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