エネルギー材料統合研究センター

卓越型リサーチセンター

エネルギー材料統合研究センター

Research Center for Integrated Materials and Interfaces for Sustainable Energy

センター概要

 本センターは、新しい素材と機能を開発することを目的として金属・高分子・セラミックス・ソフトマター・溶液など様々な物質の戦略的な融合を行います。新奇な複合材料を追求するとともに、物質の集積に際して生み出される界面の構造と物性を理解し革新的機能の創出を図ります。さらに材料のインテグレーション(集積体)としてのデバイス開発を行い、環境・エネルギー・モビリティといった現代社会が抱える課題を解決し、持続可能社会の構築に資する研究を行います。

 主たる研究対象として次世代電池に焦点をあてます。電池は有機または無機の複数のイオン導電性物質の組み合わせによって機能発現するイオンデバイスと定義されます。CO2排出量削減やSociety 5.0が目指す社会を達成する上で必要不可欠な電気自動車(EV)、成層圏通信プラットフォーム(HAPS)や空飛ぶ車(VTOL)などハイエンドなデバイスへと適用範囲を広げるため蓄電池には高いエネルギー密度と出力が要求されます。次世代蓄電池を達成するために異なる専門分野の材料研究者がチームを作り統合的な研究開発を行います。

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