再現する食事
一進 台1
(丸高杯)
(にごり酒)

(粗塩)
(米酢)
二進 中盤
(丸盤)
ご飯(強飯:蒸した餅米)
三進 台2
(丸高杯)
膾(なます) 魚や獣などの生肉を細かく切ったもの。
鯛膾(たいなます) 黒鯛のなます
鱸膾(すずきなます) 鱸のなます
鯉膾(こいなます) 鯉のなます
鮑熱汁(あわびあつじる) アワビを実とした熱い汁、澄まし汁。
寒汁鯉味噌かんじるこいみそ 冷たく冷やした汁・みそ味の鯉の煮こごり。
汁謄しるなます 汁の実にする魚を別の器に盛って供した煎汁・魚は鰭を使用
蒲鉾 サザエを切って焼く。串に刺す。
鯛平焼きたいのひらやき 鯛を焼いたもの・切り身
零余子焼(ぬかごやき): ボラか鯖の皮付きの小さな切り身を竹串に刺して焼いたもの〜4個を串刺し。本。
四進 台3
(丸高杯)
焼蛸 するめをあぶって裂く。
楚割すはやり 魚肉を細長く切って干したもの。適当な大きさに切って食べる。鯛、鮫、娃などの楚割がある。
蒸鉋むしあわび 干しアワビ
干鳥(ほしどり) 雉の干物。雉を直火焼して裂く。
五進 台4
(丸高杯)
菓子十種 時のよき菓子…斎王の食事と言うことで、これを一式導入・考案した。
交菓子(まぜくだもの) 種々の果物などを取り合わせた物
唐菓子からくだもの マガリ餅米の粉をこねて細くひねって輪のようにして胡麻油で揚げた物
ゲンセイ
小麦粉をこねてへそのように中をくぼめた形の物を作り油で焼くか揚げるかしたもの
木菓子 小柑子しょうこうじ・こうじ):ミカン
栗・カチ栗
干柿
蓮の実
干したナツメ

ヤマモモ
マクワ瓜
斑瓜
その他 ヒシノ実・椎の実・梨
六進 大盤
(丸大盤)
窪杯物(くぼつきもの)

塩辛やあえ物の類を入れた窪杯

海月(くらげ) トコロテン
鰒味噌(あわびみそ) 鮑腸漬(あわびのわたずけ)鮑トシロ
老海鼠(ほや) イリナマコもしくは牡蠣塩から
鯛醤(たいひしお) 鯛の潮から
七進 中盤
(丸中盤)
酒盃 酒を入れた銚子を添える。一升入れることができる。
九進 大盤
(丸大盤)
水椀 水を入れた堤(ひさげ)を添える。三升の水が入る。