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活動の紹介
●今後の取り組み
活動名
「かみしま潮騒太鼓」の伝統昇華への取り組み
趣旨・目的
 日本民族学発祥の地ともいえる神島の人の信仰生活は、さまざまな行事で知れるところであり、子どもは大人が主体である島の祭事の役割を担いながら、島の伝統文化の感性が養われている。現在は島の伝統文化を基盤にした子ども主体の音楽文化創造へと取り組んでいる。離島という三級僻地の神島で、子どもが共有できる文化活動創造の芽生えを助成し、島の子どもとしての自信と誇りを持てるような基盤を整備充実する。
指導者名
林英哲(和太鼓奏者芸術選奨文部大臣賞受賞者)
     有限会社「遙」役員・「英哲風雲の会」主宰
内容
 「かみしま潮騒太鼓」は子どもたちの手作り楽器である蛸壷太鼓、法螺貝、海の音の木、貝のカスタネット、ポリバケツ太鼓、竹ブロック、三重大学から借用した和太鼓の楽器で構成している。神島の人たちから大学人である中西智子へ「子どもたちが誇りと自信を持って神島の地域社会を守る力を支援して欲しい」と依頼を受けた。現在、島の先生たちと協力体制をとりながら子どもたちが神島の伝統文化の偶性を生かし、子どもたちの知恵を結集しながら音楽活動へ取り組んでいる。今までの成果を世界的な和太鼓奏者 林英哲氏に聴いてもらい、子どもたちが創った神島ならではの音楽を、より一層充実した音楽へ高めるための助言をいただく。「かみしま潮騒太鼓」が島民の世界を広げ精神生活を豊かにする源泉となるには、コンピューター時代にふさわしいヒューマニズムを興す魅力ある音楽にすることである。ではどのような視点が必要であるか、林英哲氏と子どもたちが話し合いながら、子どもからの素朴な直観力と知恵を汲み出し、英哲氏からの助言を具体的に提示してもらう。その後、神島の島民全員を招待し、楽器整備で購入する和太鼓のお披露目を兼ねて「林英哲のコンサート」を開く。
 2回目は、1回目に子どもたちが林英哲氏との話し合いで生じた課題を整理し練習した、新生の「かみしま潮騒太鼓」を発表後、稽古を受ける。そして、子どもたちが自主的に伝統を支える音楽を存続させるにはどのような勉強が必要であるかについて話し合う。練習後、島民全員を招待して「かみしま潮騒太鼓」と「林英哲」がセッションで演奏する。
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「かみしま潮騒太鼓を育てる会」について