所在地 |
広島市中区袋町5番16号 |
土地 |
面積 1544u |
建物 |
・竣工時期:昭和11(1936)年8月 ・延床面積:3214u ・構 造:鉄筋コンクリート造り、地上3階地下1階 ・古代ローマ・ギリシャ建築に範を求めた古典様式で、渦巻状の柱頭をのせた角柱などが特徴 |
歴史的背景 |
旧日本銀行広島支店は、爆心地から東に380mという非常に近い距離に位置していた。原爆の爆風で屋根が破損、三階が全焼して多数の死傷者を出したものの、鉄筋コンクリート造りの頑丈な建物だったために、壊滅的な被害は免れた。現在でも当時の姿をほぼ残している。貴重な被爆建物と言える。 また、原爆が投下された2日後から金融業務を始め、一時は民間市中銀行もこの支店に集まった事もある。正に、戦後広島の金融復興の要でもあった。 |