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第7回 伊勢志摩サテライト交流会を開催しました

2019年07月11日

7月5日(金)、玉城町中央公民館2階会議室において、「第7回 伊勢志摩サテライト交流会」を開催しました。

20190705_伊勢志摩サテライト交流会

伊勢志摩サテライト交流会は、三重大学と伊勢志摩サテライト関係自治体(伊勢市、鳥羽市、志摩市、玉城町、度会町、南伊勢町)との間で、特定のテーマをもとに意見交換を行うことを通じて課題解決や官学連携の糸口を見出し、伊勢志摩地域の創生に寄与することを目的とした取り組みです。今回は玉城町の協力のもと「コミュニティ」をテーマに開催し、市町から11名と本学関係者7名の計18名が参加しました。

今年度の交流会は、内容を参加者の議論を中心においた「ゼミ形式」にレベルアップしました。新形式での第1回目のゲストスピーカーには、生物資源学研究科の波夛野 豪教授(農業経済学)にお越しいただきました。

まず冒頭では参加者の自己紹介と併せて、市町毎に「コミュニティ」の現状や課題等について発表いただき、全員で情報を共有しました。その後、松田裕子伊勢志摩サテライト長から「地域運営組織の分類と機能」や「なぜ今、地域共生社会が必要とされるか」についての説明と、コミュニティを考える上で必要な「視点・論点」の整理が行われました。

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松田サテライト長(左)による導入

続いて、波夛野教授から、「コミュニティ再考」と題して、ドイツの農村での「フェアアイン」というコミュニティの在り方についての紹介がありました。フェアアインは日本で言えば町内会等にあたるものになりますが、その役割を細分化したもので、参加は全て「任意」(半強制でもないもの)であり、スポーツや文化活動を行うものから、防災活動や景観を守る社会的活動を行うものまで多岐にわたります。その全ては住民が自主的に必要性を感じて結成し、存続され、地域を支えているというものです。子供たちが入るクラブ活動なども、学校ではなく放課後にフェアアインで行われているとのことでした。

参加者はこれまでの発想にない「コミュニティ」の新たな在り方に刺激を受けながら、「成熟社会でコミュニティを運営する組織の在り方は?」「若者をコミュニティの活動に呼び込むには?」「青年団がずっと前になくなったままだが年齢階層別アソシエーションの構築は可能なのか?」「郷土愛の醸成・ふるさと教育の関係とそれ担う学校教員を養成する地方大教育学部の在り方は?」など、多岐にわたって真剣に、かつときどき笑いも交えながら、活発な議論を行いました。

今回は初の「ゼミ形式」での実施でしたが、伊勢志摩の地域課題を共有し一つの机で議論することで、大学らしさを活かした学際的討論を実現することができました。
終了後の懇親会でも参加者の熱はそのままに、さらなる議論や今後の具体的な取組等について時間いっぱいまで語り合い、地域の未来を考える熱い夜となりました。

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ドイツの事例を紹介する波夛野教授(左)

地域拠点サテライトHP
http://www.rscn.mie-u.ac.jp/iseshima/2019/07/7.html

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