林家菊丸三重大学社会連携特任教授特別落語講座が開講されました

2017年08月02日

7月27日(木)、教養教育校舎3号館1131教室において、「林家菊丸三重大学社会連携特任教授特別落語講座」が開講されました。

講師の上方落語家林家菊丸さんは平成27年に三重大学社会連携特任教授に就任してから毎年度特別講座を開講してくださっています。今年度の特別講座は、上方落語の「胴乱の幸助」を上演した後、「落語の構成力と笑いの普遍性」というテーマで講義をしていただきました。

三重大学地域貢献活動事業「落語を活かした地域活性化の取り組み」のひとつでもあり、平日にもかかわらず学外と学内からあわせて60名を超える来場者がありました。

林家さん落語 (2) 林家さん落語 (3)

まず、はじめに落語「胴乱の幸助」を演じていただきました。「胴乱の幸助」は浄瑠璃の義太夫節を知らない男が聴いた義太夫の演目を実際に起きていると勘違いしたことから引き起こす大騒動を描いた噺でした。菊丸さんの熱演に来場の皆さんからは笑い声が絶えませんでした。

林家さん落語 (1)

後半は「落語の構成力と笑いの普遍性」と題した講義、さらには手ぬぐいや扇子を用いた簡単なワークショップを行っていただきました。

講義では「胴乱の幸助」の笑いが現代にも通じる'勘違いのズレ'を用いていること、落語の脚本、構成が綿密に計算されていることの説明がありました。また古典の演目を上演する場合にどこまで手を加えていいのかという解説がありました。

また扇子を煙管に見立てて煙草をすう所作や箸に見立ててうどんをすする所作について、解説ののち、来場者に実演してもらうという簡単なワークショップが行われました。

林家さん落語 (4) 林家さん落語 (5)

実演と解説がセットになっているため、落語を初めて聴く人から詳しい人まで十分に堪能できる落語の特別講座でした。

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