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三重大学 リサーチセンター
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センター
三重大学 コーディネート育種基盤創生リサーチセンター
センター長
生物資源学研究科 准教授  諏訪部 圭太
syosai_btn.png研究概要
センター概要

設立の趣旨

我々の毎日の食生活は多くの野菜類によって支えられており、これらなくして生きていくことはできません。多種多様な野菜類には様々なニーズに応えるものがあり、「食の維持」だけでなく「医療」や「文化」、「環境」等の面からも我々人間の健全な生活を支えています。

野菜品種を開発するには「1品種10年」といわれるほどの膨大な時間と労力が必要とされますが、それは大規模な圃場と職人(ブリーダー)の経験に基づく目利き、つまり"量と勘"に依存しており、効果や効率等の"質"が不足していました。大学には様々な知見が集約されているものの、「何が現場に役立つのか?」「どれが現場で活きるのか?」のノウハウはなく、民間企業にはそれらを「どのように活用すればいいのか?」「どのように達成すればいいのか?」の術が不足し、新品種開発の重要な要素である材料や目標、情報、技術の共有は組織間の壁に阻まれていました。

この様な状況を鑑みると、次世代型の野菜品種開発システムであるコーディネート育種の実現には組織や専門の垣根を越えた協調体制の構築こそが喫緊の課題であり、そのためには産・学・官の関連する研究者が一堂に会することが必須であることは自明の理です。我々「三重大学コーディネート育種基盤創生リサーチセンター」は、この理想を実現すべく学内外・国内外の様々な組織・専門から志を共にするメンバーが集結しました。産・学・官協調連携によるWin-Win-Win体制を確立するとともに、植物生命科学の先端性をさらに磨き上げる研究組織の確立を目指します。

目的と研究内容

野菜類の新品種創出を戦略的かつ効率的に行うコーディネート育種を目指して、大学の「知識」・公的研究機関の「普及技術」・民間企業の「材料・目標・開発」を集結し、それらを横断的かつ機能的に融合する共存共栄型研究組織を確立します。本リサーチセンターのポイントは、①共通の材料と目標に対してそれぞれが自身の強み(専門)を持ち寄ること、②産・学・官それぞれが目指す成果をクオリティ高く達成すること、にあります。

研究内容は、「次世代を支える野菜新品種開発」をキーコンセプトに、農業の質・量の向上に向けた研究テーマに取り組みます。参画する三重大学研究者の専門分野は、分子生物学・分子遺伝学・植物生理学・栽培学・植物病理学・ICT農学、プロジェクトマネージメント、技術・商品開発、販売等、コーディネート育種に必須となる項目を網羅しています。また、国内外の様々な専門家とも連携しており、様々な視点から研究を進めることのできる体制が整っています。

進行中の共同研究に加え、新たな共同研究も随時設定可能です。ご興味のある企業・公的研究機関の方はご一報ください。

センター構成と三重大学研究者

生物資源学研究科 准教授 諏訪部圭太(代表)
生物資源学研究科教授橋本篤
生物資源学研究科教授亀岡孝治
生物資源学研究科教授梅崎輝尚
生物資源学研究科准教授中島千晴
生物資源学研究科助教白水貴
地域イノベーション推進機構准教授加賀谷安章
地域イノベーション推進機構准教授狩野幹人
および、産・学・官の研究協力者