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乳がんマンモグラフィ検診受診率の向上と検診結果共有ネットワーク普及
   乳がんは40歳以上の女性がかかる癌の第1位であり、日本人女性の25人に1人が罹患する癌です。しかしこの癌は早期発見を行うことで完全治癒が期待できます。早期発見にはマンモグラフィによる乳がん検診が有効であり、厚生労働省も検診受診率50%を目指していますが、三重県では10%程度で全国的にも下位となっています。
   そこで、三重大学病院を筆頭に県内の医療機関の有志が集まり、NPO三重乳がん検診ネットワークが設立され、乳がん検診受診率向上のための啓発活動や、自身の技術の向上のための講習会を開催しています。また三重大学の永澤らが開発した、県内の医療機関をネットワークで結び、乳がん検診結果を一括管理する事が出来るシステムを用いて、県内どの医療機関で検診を受診しても過去の結果を加味した検診をうけることができるような環境を作っています。
   本活動はこのNPO三重乳がん検診ネットワークと共に、乳がんマンモグラフィ検診の受診率の向上を目指し、また、検診結果共有システムを普及させ、高精度な医療を提供するものです。

三重乳がん検診ネットワーク.pdfはこちら 】


関連URL:三重乳がん検診ネットワーク