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獣害対策による獲得・駆除された害獣資源の有効活用-獣肉を利用した地域特産品の開発-

本事業の目的:平成22年度事業では先ず、平成21年度事業成果に基づいて企画製品「鹿肉まん」と「ジンギ鹿ン」の試作(大台町・共同実施者が担当)とその学内試食・アンケート調査(学内事業者が担当)を繰り返し行い、アンケート結果を基に企画製品に改良を加えて製品の完成度を高める。次いで、大台町の関連施設(道の駅奥伊勢おおだい等)や平成22年11月開催予定の「どんとこい大台祭り」へ企画製品を出展し、「獣肉の食べ方」を広く世間に提案すると共に、企画製品に対するアンケート調査を行い、その評価をフィードバックして商品化にまでつなげ、獣肉の有効活用とそれによる地域活性化を目指す。なお、企画製品の出展やその準備段階には、平成21年度事業において「鹿肉まん」と「ジンギ鹿ン」の企画・開発に携わった学生を参加させ、企画製品の試作・改良から製造・出展までの過程に集中的に取り組めるように、三重大学インターンシップ制度等を活用することを模索する。また平成21年度事業と同様に、学内事業者が担当する[食品デザイン学実習」に平成22年度事業の一部(第2回目の地域特産品の企画・開発)を取り入れ、「自らの力で問題解決ができる知識・能力を高める」教育に生かし、得られた成果を地域活性化に還元する。