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障がいのある子の教育のためのソフトウェアの開発

 三重県立特別支援学校北勢きらら学園は障がいのある子のための学校である。きらら学園の早津教諭は、実験的な試みとして、Squeakという言語を用いて、障がいのある子のためのソフトウェア教材を作成し、実際に障がいのある子に使ってもらうことで効果のあることを確認されています。本活動は、きらら学園で行われている試みを発展させて、三重大学において、障がいのある子のためのソフトウェア教材の開発を支援しようというものであります。今年度からはじめた活動であり、5月初旬にきらら学園に赴き、障がいのある子の様子を見せていただくとともに、どのようなソフトウェア教材を作成するのかについて打ち合わせを行います。障がいのある子の体を動かせる部分は様々であります。そのため、障がいのある子それぞれに合わせた入力スイッチを製作する必要があります。入力スイッチの製作については、身障者用のPC環境の構築に実績のある三重県も活動範囲とされているボランティア団体であるあいちオペナビクラブにお願いすることにしました。