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藤堂高虎と藤堂藩に関する研究発表

 本年は、藤堂高虎入府400周年にあたります。本研究は、昨年来行っている三重大学歴史研究会(1950年設立、会長東晋次)としての地域貢献事業です。なお昨年来の活動は、津市や伊賀市で開催した3回の講演会や7回行った研究報告会(於三重大学教育学部)そして古文書合宿(2007年9月22・23日、於榊原温泉神湯館)などがあります。以下は、本年の主な活動です。abc.jpg
 1月中日新聞連載の時代小説阿部龍太郎氏「下天を謀る」の時代考証を藤田が務めます。(2009年3月まで)
 7月中日新聞主催シンポジウム(於リージョンプラザ)に藤田が講演し、シンポジウムの司会を務めました。
 8月全国城郭研究者セミナー三重大会(於三重大学医学部、後援三重大学)を開催しました。同月津市主催の高虎展(於県立美術館)の図録に藤田が寄稿しました。
 11月高虎サミットin津(津市主催、於センタープラザ)に藤田が実行委員長として参画します。
 2009年1月三重大学歴史研究会第38回大会(於三重大学メディアホール)において、三重大学歴史研究会学生部会が市民を対象に研究発表を行います。
 3月藤堂高虎と藤堂藩に関する学術論集『藤堂藩の研究』(藤田達生監修・三重大学歴史研究会編、予価2万円)を刊行します。bcd.jpg高虎入府400年の大学発の地域貢献事業の目玉として刊行するものですが、研究を通じてお世話になった三重大学附属図書館(2冊)や学内各研究室(6冊)をはじめ三重県や津市・伊賀市・名張市の図書館(4冊)やお世話になった研究機関(3冊)に寄贈して、研究者や市民に成果を広く還元したいです。