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教育ファーム推進事業

活動の概要
近年の食や農への関心の高まりから、農業体験や食育を受けたいというニーズは強い。しかしながら、その受け皿となりうる組織や場は必ずしも十分ではない。本農場では、大学の社会との連携、地域貢献の観点から、これまで公開講座の実施、SSH,農産物の直販、小学生・幼稚園児の遠足受け入れなどに取り組んできた。
この流れにそって, 20年度から教育ファーム推進事業を展開し、実績を積んできた(平成20~23 年度:のべ参加校数日校、のべ参加者数1. 293名、のベ実施回数67回)。教育ファーム事業への関心、期待の高さは、新聞への掲載回数(のべ掲載回数26回、20-23年度)や参加校関係者(保護者含む)からの評判、継続希望からもうかがえる。
また、22年度からは中日文化センターと淳携して社会人を対象にした大学ファーム「楽農講座lを定期的(月2回、半期12固からなるコースを木曜コース、土曜コースとして提供)に開講(のベ受講者数537名)し、農作業・農産物加工を体験してもらっている。
教育ファーム、大学ファームという発信媒体を創造したことにより、食や農への関心を高める取り組みを、小中学生から大学生、一般社会人にまで広げることができた。今後はこの繋がりを維持・継続するなかで仕組みと内容を評価することによって深化させていく必要がある。
教育ファーム5年目にあたる24年度は継続参加校2校を対象に実施する。三重大学教育ファーム推進協議会の場を通じ参加校の意見をくみ上げ、プログラムに反映させていく。

                     → 平成24年度活動状況報告書