短期留学


留学Q&A 皆さんからの問い合わせの多い質問です。


Q1 留学先は、どのように決めたらよいのでしょうか?
A  留学先は、自分で自由に決めることができます。この「留学のすすめ」の大学間・学部間交流協定校の一覧表に掲載されている大学以外でも、自分の希望する大学を選んで留学することは可能です。
 ただし、交流協定校へ留学する場合とは違って、個人的に情報収集等を行って留学計画を組んでいただかなくてはなりません。その点、交流協定校に留学する場合には、あらかじめ、大学の国際交流部門同士で事前に交流計画が組まれており、あなたがたはそのラインにのっていけばよいという利点があります。


Q2 留学と休学の違いは何ですか?
A  留学とは、あなたがたが、所属する学部に留学願を提出し、教授会等の会議において認められるもので、最高1年間の範囲内で三重大学に授業料を納めながら、外国の大学において勉学に励む履修形態のことを指します。もちろん、その留学期間中も学年は進行していきます。
 一方、休学の場合には、指導教官の承認を得た上で、所属する学部に休学願を提出し、教授会等の会議において認められるもので、こちらの方は、三重大学に授業料を納める必要はありません(授業料納入期限以前に休学を許可されている場合に限り、月割計算により、休学許可当月の翌月から復学当月の前月までの授業料は免除されます。)。そして、外国の大学において勉学に励んでいる間も、学年は進行しません。 また、休学期間の年限としては、1年以内とし、必要な場合には、更に1年以内に限り延長が認められています。


Q3 学生交流協定校と一般交流協定校との違いは何ですか?
A  学生交流協定校への短期留学とは、三重大学の学生が、外国の交流協定校に留学する際に、最高1年間、非正規生の身分で、授業料を先方の大学に納めることなく留学し、しかるべき学習成果 をあげて帰国してきた際には、所属学部の単位として認定されることもあり得る制度です。大学間交流協定校の場合には、全部の学部の学生が対象となるのに対し、学部間交流協定校の場合には、協定を結んでいる対象の学部の学生のみ、適用されるので、注意が必要です。
 なお、いずれの場合にも、三重大学に留学期間中の分の授業料を納めておく必要があります。
 一方、一般交流協定校への短期留学の場合には、該当する外国の大学に三重大学の学生が留学する際に、両校との間に授業料相互不徴収の特典は結ばれておりませんが、それ以外の便宜供与が交流計画に基づき行われることになっております。
 従って、留学期間中、三重大学にも、先方の大学にも二重に授業料を納めなければなりません。また、こちらの方も同様に、大学間交流協定校と学部間交流協定校との間の適用対象者の違いに注意が必要です。(すなわち、学部間交流協定校の場合には、当該学部所属の学生に対象が限定されます。)
 なお、休学して学生交流協定校に行かれる場合には、もちろん、授業料相互不徴収の特典はありませんのでくれぐれも注意が必要です。


Q4 留学したいのですが、4年間で卒業できますか。
A  三重大学では、他の大学で履修した授業の単位を60単位まで認めています。これは、留学した場合にも適用されます。この単位 互換制度を最大限利用すれば、4年間で卒業することは可能です。
 しかし、実際には、以下の2つの理由によりどうしても半年から1年は遅れてしまうのが現状です。
 1つめは、留学先大学と三重大学との授業日程の違いです。大多数の国々の大学では5〜7月に学期が終了するため、仮に1年間留学した場合、帰国するのはその時期になってしまい、その年の前期の単位 を十分修得できず、結果として遅れることがあるからです。
 2つめは、本学で学ぶべき専門科目の内容と留学先で学ぶことができる科目の内容が必ずしも一致しないため、仮に留学先大学で単位 を修得してきたとしても、それが本学におけるカリキュラム上の授業科目の単位 として認められない場合があるということです。帰国してからの授業の履修に関することは、渡航前に指導教員や学部・研究科学務・教務係とよく相談することが必要です。


Q5 単位の互換はどうなりますか。
A  単位の互換制度を利用する場合は、まず、留学中に履修した科目名、時間数、単位 数、成績を留学先大学から、正式な成績証明書として交付してもらいます。それに基づいて、三重大学の所属学部の教授会が、三重大学で本人が適用されているカリキュラムのどの授業科目の単位 数分の学修効果に相当するかを判断し、互換を認めるという形が一般的ですが、学部によって事情が異なるので、個別 に各学部の教務担当者に確認をとってください。
 なお、留学する前に留学先大学のシラバスを入手し、どの科目を履修するのか、その科目が三重大学のどの科目に相当するのかを、指導教員や学務・教務係と事前協議して行った方が、互換がスムーズにいくでしょう。また、帰国後に途中から履修ができる科目について確認しておくことが必要です。渡航中も国際交流課及び学部の学務・教務係と定期的に連絡をとっておいた方がよいでしょう。
 単位の互換は、大学に授業料を納めて渡航する「留学」で修得した単位だけが適用を受けることができます。休学による渡航の場合は、現在のところ、適用されませんので、注意が必要です。


Q6 留学先国の安全問題に関する情報を知りたいのですが?
A  以下のところで、情報を知ることができます。

1.海外安全相談センター
(外務省領事移住部邦人保護課〒100-8919 東京都千代田区霞ヶ関2-2-1)
 海外安全相談センターでは、世界各国の治安情勢や海外での安全対策に関する情報を提供し、相談に応じています。

「国別・海外安全情報FAXサービス」
(140以上の国・地域の安全情報を国別 にFaxを使って自動回答方式で提供するサービス)により、情報を入手することができます。
海外安全相談センター:月曜日〜金曜日 10:00〜17:00
TEL 03-3580-3311(代表)
TEL 03-3581-3749(直通)
「国別・海外安全情報FAXサービス」FAX 03-3584-3300
詳しくは、下記のホームページを参照のこと。
http://www.mofa.go.jp/pubanzen

2.日本学生支援機構留学情報センター
(〒135-8630)東京都江東区青海2-79
 面接、手紙、電話による留学相談を実施し、安全で有意義な留学が実現できるようアドバイスと情報提供を行っています。

資料閲覧コーナー:月曜日〜金曜日 9:30〜17:00
TEL 03-5520-6111

海外留学相談コーナー:月曜日〜金曜日 11:00〜12:00 13:00〜16:00
TEL 03-5520-6116・6117
詳しくは、音声・FAX情報案内サービス TEL03-5520-6131 へ照会するか、又はホームページ http://www.aiej.or.jp を参照のこと。


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