【内容】 交流協会スタッフからの説明と意見交換 日本語教室視察とメンバーとの意見交換 医療支援グループメンバーとの意見交換 |
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1.豊田市の状況 | ||||||||||||||||||
・日系外国人の多い地域は、製造業中心の地域 日系外国人の流入・滞在・定住化は、世界的な自動車産業の本拠地豊田市においては必然の状況 ・ブラジル国籍登録者
・豊田市の保見団地においては住民約1万1千人のうち、3千人以上が外国人でそのほとんどがブラジル人であり、外国人の割合が3割を超えている。この規模と割合と密集度において、保見団地は全国でも特異の状況にあり、ここで共生の試みが成功することは日本での外国人受け入れ地域のモデルとなりうるため、全国的にも注目されている。 ・「国際都市豊田」発展への国際交流事業
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2.相談内容(外国人のための休日相談所開設事業)の概要と今後の課題 | ||||||||||||||||||
・税金の確定申告、ビザの更新・変更など手続き的な相談は減少傾向(各垣当機関の対応の充実) ・離婚の相談や入院・治療の際の通訳、健康保険未加入による問題など、複雑・深刻な内容の相談が増えている 【住宅】 ・解雇により企業借り上げの住宅に居住できなくなったために個人で部屋を借りたい 日本人の配偶者と離婚した(する)ので個人で部屋を借りたい ・民間住宅の場合、外国人に対する貸し渋りがある(住居マナーの徹底によってある程度解消可能) 公営住宅の場合、世帯向け中心 →単身者は部屋を見つけにくい ・日本人の連帯保証人を要求されることもある 【教育】 ・ポルトガル語のできる日本語指導員を4人体制にし、それにボランティア指導員も加えて巡回指導 ブラジル人児童生徒の多い学校に重点的に派遣 →少数の学校では対応が手薄 不登校気味になる生徒も出てきた ・言葉や習慣の違いから、学校のみで子どもを見ていくことに限界がある ・未就学の子どもの問題 日本の学校におけるいじめ 編入学の機会を逃した →子どもたちの将来が心配 学校生活や学業に不適応 周辺住民に不安感を与える ・当協会ボランティアグループ主催の短期集中日本語講習を開催 【医療】 ・健康保険無加入の問題 ・「外国人医療支援グループ」の発足 【家庭】 ・日本人の配偶者との離婚 |
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3.豊田市における国際化施策について | ||||||||||||||||||
【基本的な考え方】 >>CLICK 多文化共生のまちづくりが求められている背景としては、まず日本全体が高齢化・少子化で外国人に対する需要があることがあげられる。さらに、世界的に人・モノ・金・情報などの国境を越えた動きがあり、外国人が日本に流入してくる動きは止められない。たとすれば、地域に入ってくる外国人は、技術力のある人、地域住民としての自覚を持った人、適切ビザ保持者が望ましい。そのような人々は豊田市に文化的な多様性をもたらし、豊かな文化を育む可能性がある。そのためには、そのような外国人に定着してもらうような施策が必要である。そして、それは高齢者や障害者など様々な人々が暮らしやすいまちづくりにつながる。このことは、企業での転勤により海外生活をする人が多い豊田市においては、逆に豊田市民自らが外国人としてそこの地域に受け入れてもらう立場になることを考えるとお互い様のことである。そして、安定した形で外国人が市内に在住することは、市内産業の活性化、そして市税収入の増加につながる。 【現状・課題・対策】 ■<行政> ■<外国人> ■<日本人>&<地域> |
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4.TIAにおける多文化共生まちづくりのための研究課題 | ||||||||||||||||||
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