地域の活動へ 三重県が1994年に「国際祝祭博覧会」を主催するということになって、1989年から準備委員会企画部会(三重県総務部)の委員として関わり、結果的には、準備委員会企両部会の解散後もお手伝いが続きました。そして、1994年に三重県が開催する「国際祝祭博覧会 通称:まつり博’94」に世界(!?)で初めて和太鼓の流儀・流派を越えた千人の太鼓衆が演奏するという企画「千人太鼓コンサート」を立ち上げました。 ●演奏曲: 林英哲作曲太鼓組曲『千人響海山』(演奏時間1時間半) ●演奏者: 県内の太鼓衆登録者 初心者からベテランの1384人 ●練習場: 県内5ブロックの体育館で、作曲者林英哲氏自らの指導 ●練習期間: 3ヶ月 ●本番の会場: メイン会場、現在の三重県営サンアリーナ 「千人太鼓コンサート」は、林英哲氏が作曲・指導ということ、千人もが太鼓を一緒に打てるのか、練習はどうするのだ、という話題で、練習の最初からマスコミをにぎわしました。まつり博では最も集客力があり、入場制限もなされました。世界中にニュースが流され、国内・海外からの間い合わせに事務局は驚きました。無事終わって、林英哲氏と共に「こんなシンドイことは2度とゴメン」と思いました。しかし、太鼓衆は「これからも!」と願望の声が渦巻き、三重県の主催授業に限ってズルズルと引っ張られています。 この「千人太鼓コンサート」をきっかけに、三重県内の太鼓グループの活動に広く関わるようになり、現在に至ります。 |
関連リンク:「三重千人太鼓」 |