「レジ袋ゼロ運動」について


 一方で、既にレジ袋は私たちの日常生活に深く関わっていて、ゴミ出し用の袋など無料の便利な袋としてごく身近なものとなっていることも事実なのです。
 だからといって、このままでいいのでしょうか?

●レジ袋は絶対必要なものですか?
●レジ袋の代わりになるものはありませんか?
●レジ袋がなかった頃はどうしていましたか?
●お店でもらったレジ袋を全部有効利用していますか?
●お店から商品を持ち帰るだけではないですか?
●レジ袋は本当に無料ですか?
★便利だから無料だから、あるいは生活習慣として、レジ袋を気軽に使いすぎていませんか…?

 これからの地球環境を考えるとき、現在の大量消費・大量廃棄型のライフスタイルの見直しを避けて通れないことは明らかです。レジ袋は、そのひとつの象徴ではないでしょうか。
 レジ袋は私たちの生活の中で非常に身近なものであり、現在のライフスタイルを見直すきっかけとして誰もが取り組める対象です。また、既にスーパーなど販売者側では、レジ袋をお断りした方に特典サービスを設けるなど、レジ袋削減の取り組みが始まっています。
 三重環境県民会議では、消費者・販売者・行政それぞれの取り組みをつなぎ合わせ、大きな県民運動として展開するとともに、この運動を通じて身近なくらしと環境に対する意識が向上し、他の環境問題に対する取り組みにも波及することを目指しています。みなさま、どうか積極的にご協力・ご支援ください

レジ袋ゼロ運動の効果イメージ
レジ袋の消費量
 年間一人あたり 約200枚
 県内で 約4億2000万枚
        ↓
 県内で消費されるレジ袋を
 つくるための材料とエネルギーは
 原油に換算して200リットルの
 ドラム缶 約4300本に相当します
「2001年から、レジ袋をもらいません、無料で提供しません。
原油をこんなに使います
 袋1枚あたり原油 20.6ml
 年間国内流通量280億枚を原油にすると
  5億7800万リットル
 (ちなみに、日本の1日あたりの原油輸入量は
  6億8600リットル)
 スーパーなどのレジで配布されるレジ袋は、全国で年間280億枚(三重県内で約4億枚)と膨大な数となっています。その数の多さから、資源の無駄遣い、焼却による地球温暖化、ポイ捨てなどによる自然への影響など、私たちの想像以上に環境に対する大きな影響を与えているのです。
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